長野の郷土料理。蜂の子とは

長野県の郷土料理に蜂の子を使った料理があります。
蜂の子とはその名の通りミツバチ、スズメバチなどの蜂の幼虫を食用加工したものです。
主に長野県の伊那、塩尻、木曽でよく食べられ、信州の珍味ともよばれています。

この地域は大変、山深いところで蜂の子は貴重な蛋白源でした。
たんぱく質のほかにもカルシウムや鉄分も豊富です。
耳鳴りの緩和やアンチエイジングにも効果があります。
蜂の子は手入れされた山など環境か整っていないと取れません。
また、蜂の子を採集する人が減っていることもあり最近では高級品として扱われています。
一番親しまれている蜂の子メニューは甘露煮です。
醤油と酒、みりんで煮るとご飯にあうおかずになります。
蜂の子の甘露煮や佃煮は便利な保存食でもあります。
信州地方の道の駅では瓶詰になった商品も売っています。

他にも、素揚げするとカリっとした食感でおつまみにぴったりです。
蜂の子自体の味が蛋白なので、どんな調理方法にも適応できるのも魅力です。
現代では幼虫を食べることも見る機会も少ないので、最初は抵抗があるかもしれませんが栄養満点の食材ですので、信州に行った際はぜひチャレンジしてみてください。
信州地方まで行く機会がない、蜂の子の栄養に魅力はあるけどどうしても見た目がダメという方にはサプリメントで蜂の子パワーを取り入れることも可能です。

もともと人間は自分の体内で必要な栄養を作り出すことができます。
しかし年齢とともに作り出す力が弱くなってくるので、外から取り入れることが必要です。
蜂の子は細胞の活性化、新陳代謝アップの効能があります。
若々しいお肌に蘇らせ、体の老化を防ぎます。
体の中から元気になりましょう。

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