おいしく食べよう!蜂の子レシピ!

郷土料理として知られている蜂の子ですが、幼い頃から食材として慣れ親しんだ人でなければ少し敬遠しがちの食べ物かもしれません。
しかし、蜂の子は健康食品としても高い評価を得ているのです。
実は蜂の子は天然アミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富な食材です。
特にアミノ酸は体の機能のためには欠かせない成分で、不足すると体がたんぱく質を合成することができなくなります。

では、どのように料理して食べると美味しく頂けるでしょうか。
そもそも蜂の子そのものには、ほとんど味はありません。
個人差でやや甘味を感じる人がいるようですが、一般的には無味に近い食材として認識されています。
ただ、その見た目と、それに併せて噛んだ時に感じるプチュっとした食感で、なんとなく避けられてしまいがちです。

蜂の子レシピとして有名なのは、岐阜県のへぼと呼ばれる料理です。
へぼは、黒スズメ蜂の幼虫のことです。
へぼ料理は、蜂の巣を丸ごと取り、その中の幼虫、さなぎ、成虫と料理によって使い分けます。
まず、もっともお手軽にできる蜂の子料理は、炒めものでしょう。
バター醤油などで味付けしてフライパンで炒めてしまうのが、一番簡単な料理です。
蜂の子だけで炒めてもいいですし、キノコ類やモロヘイヤなどの葉物と炒めても美味しいです。
また、炊き込みご飯の具として使う蜂の子飯も、よく食べられているレシピです。

元々味がないので、少し濃いめの味付けをしてお酒の肴にするのもいいでしょう。

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