蜂の子の生食は鮮度が命

蜂の子はそのものは、鮮度が重要な食品ということもありますので、普段直接目にすることはありません。
けれどスズメバチの駆除などテレビ番組中、六角形の小さな巣材の中で動く、白くて丸い蜂の幼虫の姿を目にした人も多いのではないでしょうか。
薬品での殺虫であれば食べることはできませんが、燻煙などの手法であれば、駆除後に食べるシーンもよくあります。
この蜂の子の生食が好きな人は、クリーミーや甘い、といったおいしい食品としての評価があるのも事実です。
この食用としての蜂の子は、スズメバチだけでなく、ミツバチやクマバチなどの幼虫も同様に食べることができ、蜂のサナギもまた「蜂の子」と呼ばれて食べられています。

実際、良質なタンパク質を誇る蜂の子は、様々な国で食べられてきた歴史のある食品です。
蜂の子を食べる文化のある国は、タイやルーマニア、東アフリカなど、世界各地にあります。

日本では生食の他に、料理しやすい方法として、炒め物・味噌汁の具材・炊き込みご飯などにして食べられていてます。
蜂の子の保存がきく食べ方としては甘露煮や佃煮があり、通販や土産物としても販売されています。
鮮度のよい状態での入手が困難といえる蜂の子は、冷凍で入手することもできます。

けれど蜂の子は、その見た目で嫌がる人も多いものですので、効率よく良質なたんぱく質を取りたい時は、蜂の子を使ったサプリメントを利用するのもよいでしょう。

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