栄養満点!蜂の子を食べてみよう

漢方薬の蜂の子とは

昔から栄養があり体を健康に保つ珍味として、日本各地の山間部で食されてきた蜂の子。最近では耳鳴りに効くサプリメントとしても人気です。そんな蜂の子ですが、漢方薬としても役に立っていることをご存じでしょうか。

蜂の子を食べるのは日本だけでなく世界各地にありますが、お隣の中国では薬として扱われてきました。2000年ほど前に書かれた中国最古の薬学書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」に蜂の子は登場します。副作用がなく不老長寿の働きのある最高級の上薬とされています。明時代の書物「本草綱目(ほんぞうこうもく)」にも登場します。頭痛や便秘、元気のなさを補う、皮膚の感染症や婦人科疾患などにも効果があると記されています。

現代では難聴や耳鳴りへの効果もあると言われています。北京医科大学の博士らのグループによる実験で、蜂の子の粉末を一カ月服用することで75%の人の耳鳴りが完治したという結果が出ています。

蜂の子の漢方薬は日本でも手に入れることができます。耳鳴りに効く漢方として桂皮、甘草など耳に良い生薬や、精神安定に良い生薬を配合して作られています。漢方薬はもともとその人の症状に合わせて様々な生薬を配合するものなので、専門店で相談し自分専用の漢方薬を作ってもらうのも良いでしょう。

漢方を積極的に取り入れている医療機関で、診察してもらうという方法もあります。そこが保険診療を行っているなら、漢方薬を処方して保険を適用することもできるのです。健康増進のためや未病だと保険適用外になってしまいますが、病気の治療のためであれば漢方薬も保険適用となります。

蜂の子は食品やサプリメントとして手軽に摂るイメージが強いかもしれませんが、薬として使うこともできる力強い味方なのです。

page top